モーリッツ・ジャング(Moriz Jung 1885-1915)はチェコに生まれました。1901年から1908年までウィーンの美術学校に通い、アルフレッド・ローラー、カール・オットー・チェシュカ、ベルトルト・レフラーらに師事しました。
木版画、リノカット、リトグラフ、本のイメージなど、イラストレーターとしての才能を発揮し、ウィーン工房のメンバーとなる。在学中には動物の絵で構成されたアルファベット順の入門書であるカラー木版画集「Freunden geschnitten und gedruckt von Moriz Jung」を出版し、1907年にはウィーン工房のキャバレー「こうもり」のポスターなどをデザインしました。